■あの2ページができるまで







マイケルサイトの読者の皆さんは、もうご覧になって頂けたでしょうか?
・・・・・・ご覧になってませんか!そうですか!
買ってみるか立ち読んでみるかしてみて下さい!そうすると誰かがきっと幸せです!


という僕もまだ見ていません。(途中までは発売前に書いてますので)
もし土壇場であのページがなくなったら、このページも自動的に消滅します!!


のは悲しいので、とりあえず書いておきますよ!!





題名



「マイケルサイトの2ページができるまで。」







2006年7〜8月

「落ち着いたら合同ネタでも打ち合わせようか。」





前回の「アサルトだよ!全員集号!」の取材の後、


>落ち着いたら今度は"合同ネタ"を打ち合せしよう。
>企画名は、、、、ちょっと長いけど、、、。
>『【ヴァナ・ディール通信】と【マイケルサイト】は【いい関係】です』


という内容のメールが編集長のルパン小島さんから来た。
いつ頃だったか忘れてしまったが、「なんかネタやりたいですね」という話は
以前からしていたのだが、具体的な話はまだ出ていなかった。


ちょくちょくとネタ出しをしていたものの、
まぁぶっちゃけ「たぶんこの企画無くなるだろうなぁ(´―`)」と踏んでいたが・・・?





2006年9月

「台割りにマイケルサイトも入っているらしい。」





表ではマイケルサイトを普通に更新しながらも、裏ではぽん吉さんのサポートに回り、
平行してネタ出しは続く。

この間に、新たにはるぅさんがヴァナ通に参入したり、東京ゲームショウでアレがあったり、
地球でも忙しい日々が続く。

台割りとは本の構成表みたいなものだが、マイケルサイトも3ページ(その後2ページに)
割り振られているのを目にし、「あ、本当にやるんだ((((゜Д゜;))))」と改めて事の重大さに気づく。





2006年10月 第1週

「大まかな内容が決まる。」





マイケルサイトページの大枠が決定。
ラフ(ページのイメージ)もバージョン1が挙がる。



*ラフのコピー(バージョン1)

ということで作業スタート。
まず人狼のスペースの原稿からスタートするも、用紙のスペースを見ずに書いてしまい、
1500文字ほど書いてしまう。



*意外と小さい。


書き過ぎでやり直し。






2006年10月 第2〜3週

「ラフ書いてみない?」





何度目かの打ち合わせの際、
「(管)君、ラフ書いてみない?」
と「ファミ通レイアウトシート」をポンと渡される。

といわれてもオオオオォォッ!!(゜Д゜)
何を書けばいいんだアアァァッッ!?(゜Д゜)

と困惑していると、同行していたデザイン経験ありのPTメンが
「こんな感じでやればいいんじゃね?」
とスッスースーとラフをひいた。

「ホレ、ミネソタとかドーンと入れてさ。」
その手があったかッ!

なるほどなぁ。
編集者は文章を書くだけでなく、ページの構成も考えないといけないのだなぁ。
と素人の(管)は当たり前のことで感心する。


デザインはお任せして、日常の空いた時間にベースとなる文章をノートに書き留めたり、
連絡やご挨拶をしたり。





2006年10月 第4週

「俺ウッドスタジオにて4コマ制作」





ある日急に思い立ち、リアル4コマの制作を開始する。

自宅に「俺ウッドスタジオ」を建設。




*アルプスの天然水の箱の上に明かりを置き、あまったプリンター用紙で遮光した
ルーカスも真っ青なハイテクスタジオ。汚いことが取り得。





*ポーズ模型は、ぽん吉さんとルパンさんが「ネタになると思って」と以前買ってきたもの。
ミスラ(?)は誕生日にもらった('-')

この頃(管)の家では、(管)が夜なべして自分のキャラの顔を切り抜くという
怪行動が見られた。



なるほど・・・本を出すって大変なんだな・・・と身をもって体感した(?)
ひとコマである。

その他にミネソタなどの写真素材を提出。

後日、返信あり。
「パレードゴルゲットの部分は手書きとかにして下さい。」
手書きイイイイィィッッ!?(゜Д゜)


(スペースの関係でボツになった4コマ)*もちろん実話







2006年10月 第5週

「最終のラフが挙がる」







*送られてきた最終版の一部

遂に「ラフっぽい何か」が到着。
担当デザイナーさんの名前も書かれていて、いよいよ載るんだなぁという実感と、
上手く書けるかなぁという不安が。でももう後には引けない。






2006年11月 第1〜2週

「原稿を提出。」





締め切りは特に言われてなかったが、心配になったので早めに提出。
最終的に全部で2000文字強に抑える。

戦闘不能に「死」という言葉を用いてはいけない、というスクエニチェックを
知っていたので死やネガティブな言葉は使わないようにする。
表現などもしっかりチェックするらしい。

ルパンさんは色々抱えすぎてかなり忙しそう。





2006年11月 第3週前半

「発売直前取材。」





PS3発売日(11月11日)にインタビューを敢行。
特に野口さんが静かに疲れている。ルパンさんもかなりテンパっている様子。
印刷所を待たせているので、今週中に挙がらなければヤバいが・・・!?
マイケルサイトページもいちおう生きていることを後から確認。

何かが降りて来たので、怒涛の勢いでインタビュー記事、合宿、そしてコレを
数日のうちに書き上げる。短時間でこんなに書いたのは久々だ。


さぁ一体どうなる!?






2006年11月 第3週後半

「写真素材を変えてくれ!」





入稿間近となったある日、突然編集長から電話が。
最終用に提出した写真に問題があり、急遽別の素材に変更してくれとのこと。焦っている。
慌ててデータを漁り提出。

11/17(金)午後に入稿が完了したらしい。
これで24日に間に合うらしい!
って、提出した文章の訂正とかしなくてもいいんすか!?






2006年11月 第4週前半

「見本誌が完成したらしい」





明けて20日(月)。なんともう見本誌が出来上がっているらしい。
日本の印刷技術はすごいんだなぁ。
マイケルサイトのページも生きているらしい。オサレになっているとか。
えっ!?オサレ・・・!?






2006年11月24日 ヴァナ通Vol.3 発売日




こ、こんなオサレページになっているとはッ!?
デザイナーってすごいなぁ。
書いたものは殆どそのまま採用され、細かい表現などに修正が入っている。
(*やや誤字もあるが)

自由にやってるWebと違い、本の難しいところは文字数や表現の制約がある中で
いかに言いたいこと(言わなければいけないこと)を伝えられるかというところにあると思う。
あとは紙面になったときの見え方とか。
本業の人との違いを思い知らされました。

もっといろいろとやれたかなぁと、やや後悔の念もありましたがまぁこんなもんかな!
読者とオフィシャルを繋げる企画も考えてはみたが、実現できて面白いラインとなると
なかなか難しいところ。万が一機会があったら考えてみたいと思います。


ぽん吉さんの漫画に「合宿の会」でちょっとだけ登場している。
自分が漫画のキャラになるというのは面白い感覚。
(*むしろ自分を絵にしてもらうってのも普段ないので)

合宿中、ぽん吉さんから「何かお礼を!」と言われたので、
「もし日記とかに書くときには200%男前にして下さい。」と頼んでました。
ありがとうぽん吉さん。30000%くらいになってます。


「ヴァナ帝国」の写真は普通に応募したら載っていました。
大変ローカルなネタでした。


あとミネソタちゃん近影ですが、根元にポコポコと何か出ているのが見えますか。
最近ヤツは先っぽを伸ばすのをやめ、子株に全てを注いでいるようです。
ちなみに箱をどかすと折れちゃうでしょう・・・(;;;´―`)
撮影用に掃除しました(;;;´―`)




というわけで

FF11社会科見学
「体験!ゲーム雑誌ができるまで」


はこれにて終了!って題名が変わっとる(゜Д゜)



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