■ FF11の現状(高レベル帯・開始時期について)






● Lv70以上のジョブを持っている人は



FF11も5周年。Lv75のジョブを数個持っていても珍しがられないご時勢ですが、
実際どのくらいの人が高レベルジョブをもっているのでしょうか。
今回は「Lv70以上のジョブを何個持っているか?」という質問をしました。
結果は・・・



*高レベル(70以上)ジョブ所持数の割合

なんと、数ジョブ持っていてあたりまえ!!
「2-3ジョブ」がトップで、4ジョブ以上の人も合わせると
6割弱の人が高レベルジョブを数個持っていることになります。

逆に、高レベルジョブが1つもない人は15%と非常に少なくなっており
高レベルシフトの開発も已む無し、といったところでしょうか。




続いて、プレイ開始時期から高レベル所持数の具合を見てみましょう。




*「Windows版開始から」は「製品版サービス開始」と同様だったので隠してあります。

5年プレーヤー、6年プレーヤーの製品版サービス開始組とβ版組は
高レベルジョブを2つ以上持っている人が7割弱いる
ようです。
特にβ版プレーヤーでは3人に1人が4ジョブ以上持っている状態でした。

4年プレーヤーの「ジラート組」でも2-3ジョブがトップ、3年プレーヤーの「プロマシア組」で
やっと1ジョブがトップ
になります。






● 男女差は・・・?




女性の方がログイン間隔が短いという結果が出ましたが、
高レベルジョブについてはどうでしょうか。





大きな差はないものの、男性の方が多少Lv上げに関して熱心であることが窺えます。
4ジョブ以上の先進プレーヤーについては男女差はありませんでした。






● 年齢では?






20代後半〜30代後半と年齢が上がるに従って高レベルジョブ所持率は上昇していき、
特に30代後半で4ジョブ以上所持率がピークになります。
これはログイン頻度の高さにも影響されているはずです。




● じゃあ、みんないつ頃FF11を始めたのか




30代後半の高レベルジョブ所持率が高いのは、FF11を開始した時期が
早いからかもしれません。
なので、年代別に開始時期を見てみましょう。




*年代別開始時期

これを見ると、10代の7割がジラート以降の参入者です。なので、10代の高レベル所持率が
低いのはある程度理解できます。続いて20代前半。
この層も製品版参入者とジラート参入者がほぼ同じくらいです。一方、
30代と40代の方はかなり早くからFF11に参入しており、現在の人数を考えても
この年代はかなり熱心にプレイされているようです。



今度は性別に分けて見てみます。





*男性のプレイ開始時期(年代ごとの割合)

男性のプレイ開始時期のグラフです。ちょっと見づらくてすいません('-';;)
10代後半は「プロマシア組」が最も多く、6割がジラート以降の参入組みです。
20代に入ると「製品版開始組」が逆転し、20代後半になると「プロマシア組」「アトルガン組」が
ほとんどいなくなります。


「β組」・「製品版開始組」・「Windows版」の約5年プレーヤーを「初期組」
「ジラート組」の約3〜4年プレーヤーを「中期組」
「プロマシア組」・「アトルガン組」の約2年未満プレーヤーを「後期組」
としてまとめてみたのもついでに載せます。




20代以降で初期組が過半数になり、初期組の多さがよく分かります。



続いて女性。



*女性のプレイ開始時期(年代ごとの割合)

女性のプレイ開始時期のグラフです。男性とは大きく違うところが数点。
10代後半では8割弱、20代前半でも7割がジラート移行の参入組みです。
20代後半、30代前半でも「ジラート組」が多く、30代後半でやっと「製品版開始組」が逆転します。

男性より開始時期がおよそ1年ほど遅れてピークがやってくるのは、
口コミに加え、ブログ、同人などによるコミュニティ拡大の影響が大きいのではないかと考えます。
ネットワーク機器を揃えたり、そこそこのPCが必要だったりと、ハードルが高かったこともあるでしょう。
人数や開始時期を見ても、女性プレーヤーは20代後半〜30代前半の層がリードしてきた
のではないかと思われます。


こっちも「初期組」・「中期組」・「後期組」のグラフを載せておきます。




初期組が過半数になるのは30代以降です。



最後に全体でのプレイ開始時期を見てみます。




*プレイ開始時期(全体)

β+製品版開始1年以内のいわゆる「初期組」は50%強で、残りはジラート以降開始組みです。

アトルガン以降の「新規組」は全体の5%ほどで、1万人程度いる(1サーバーあたり300人)
ものと考えられます。

「ここ最近のFF11人口に変化がない」という発言を元に、新規組の引退が限りなく少ないものと仮定し、
増減がバランスしているものと考えると、FF11の年間引退者数は少なくとも8000〜9000人、月あたり700人程度で、1サーバーあたり1日1人か2人は引退セレモニーを執り行っている計算になるでしょうか。
逆に言うと、1サーバーあたり1日1人か2人は新規参入者がいるということです。

もちろん、復活組などを考慮に入れてないドンブリ勘定なので、だいぶ適当ですが
1日1サーバーあたり数人は辞めるが、数人は入ってきたり戻ってきたりする、という
感じではなかろうかと思います。
それほど流動的ではないということですねヽ( '-')ノ




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