『(管)内藤の一度行っちまいな!!』

Smile For Vana'diel Third:
2004/11/28 (SUN) 17:30-23:30

Unsung Stories



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■降り立ったUnicornの地で見たものとは・・・?

当日、ミネソタがUnicornまで伸びてきたものの、
会場の場所がさっぱり分からない。
ウィンダスのどっかの5会場、としか知らなかったのである。

そこは主催者、第三回となると手馴れたもので
こういうしょうもないバカをちゃんと誘導してくれる
Shout案内だけでなく、ウィンダス各区の要所要所に案内人を何人か配置し
Sayで音声案内をしているのだ。

あまりの手際のよさに、新しくNPCが配置されているのかと思った。
しかも英語でも注意を付け加える。
この警備員達も芸人を見たいはずなのに、頑張ってその場で案内Sayを
続けているボランティアなのだ。

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■戦う司会者たち

やや遅れて第二会場『天の塔地下』まで辿り着いた。

さーぁ、芸人がとっかえひっかえ出てくるのを楽しもうかねぇ〜
と待っていたが、面白いことに気づいた。

総合MCがいるのだ。
しかも各会場ごとに合わせて5人。

芸人達は5会場を持ち回りで移動するため、その間はどうしてもブランクが出来る。
さらに、休み無く芸を延々と続けられては、見ている方もミネソタをひり出しに行く暇がないので
1芸人が終わると10分程度休憩がある。

普通はその間、シラーっとした空気が流れる・・・・・・

ところがこの総合MCが優秀で、休憩時間中にヴァナの小噺や
MCのリアルニュース:今日のG1(競馬)に2万賭けました、等の
小ネタを準備しているのだ。

芸人が15団体で、休憩ごとにMC入れているので
これだけの数を、そのためだけに作ってきている。

また、出てくる芸人達と連携したり、観客を飽きさせないように
観客にツッコみを入れたりする。

そう。
休憩中も芸人は戦っているのだ。

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■で、実際中身はどうなんですか、コンチクショウ。

そうですねバッキャロウ。
そろそろ語りましょうかコンチクショウ。

まず言っておきたいのは、ネタ自身の良し悪し(特にお笑い芸人)に関しては
感性が人それぞれなので、実際に見て頂かないと分からない。
(管)自身も、面白いと思ったものツマランものもあったという事は
正直に報告しておく。


□お笑い芸人は?
とりあえず
『お笑い芸人なんざぁ、セリフマクロぶっ放して終わりだろ?』
とか思ってる奴は、オニカボチャをケツに詰めてバルト海に沈んでて下さい。

セリフの他に、ツッコみや感情表現が必要になってくる。
そうすると7行程度しかマクロが組めないので、大量のマクロを作る必要がある。
それをタイミングよく間違いなく打ち出す、というのは中々難しいだろう。

相方がまだボケてないのに、いきなり『なんでやねん』とか出てきちゃった
お茶の間が南極大陸になることは間違いなしだ。

しかし、どの芸人もソツなくこなしていた。さすが。


□ダンサー集団とかって?
とりあえず
『ダンサーなんざぁ、motionマクロぶっ放して終わりだろ?』
とか思ってる奴は、たまごナスをケツに1ダースブチこんで救急病院に運ばれてて下さい。

ダンサーに関しては、『タイミング』がお笑い芸人より重要になってくる。
ねぇ、だって一人だけ2-3秒くらい遅れてたらファッキンじゃない?

しかし、1会場200人くらいいて激しく重くなっているのにもかかわらず、
タイミングがあっているのだ。
しかも、どこで動きが終わるかを見極めていなければ、次の動作に入れない。
ダンスの構成から、全員のタイミング合わせまで長い期間かかっただろう。
とても2・3日で出来るシロモノじゃぁない。
結束力が無くてはこんなこと出来るもんじゃない。

今回お世話になった、タルタルダンサーズチーム
『Shooting☆Stars』さんを例に出すと
10人前後のタルタルがタイミングを合わせ、同時に花火を打ち上げ
舞う。
とてもミネソタなんぞには出来ない。

ブラボーだ、セクシーだ、マーベラスだ!!

見てて
SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEE HAHAHAHA GOOOOOD JOOOOOB!!!
と偽外人ばりに感心したのは言うまでもない。

他のチームも合成エフェクトを使用して
四季の舞を表現するといった、技アリなものも見ることができた。

尻を掻きながら、なんとなく芸人を見に来た(管)は
『てやんでいバッキャロウ!!おみそれしましたッッッ!!!!!!!!
と偽江戸っ子ばりに、心の中で彼らに土下座したのであった。

□そのほか
もちろんこの他にも、歌あり観客参加型の寸劇やrandomゲーム(100人以上が一斉にランダムする姿は壮観)
お涙頂戴のお芝居等、ヒーロー(?)物もあり、
お笑いだけでなく様々な楽しみ方が出来る、懐の広いものであった。

『お笑い芸人が出てなんかテキトーに花火とかやるんだろ?』
と今まで考えてた我々は、ケツにゆで卵を2個詰めつつ彼らに謝りに行こう。


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