■2秒でわかる「はじめてのFF14環境」

【PC 音響編】さらに音声を、という欲張りはこれを読め!!





どうせなら夢のサラウンド環境でFF14・・・・・・(*´Д`*)


しかしそこには「3つの問題」がッ!!






(1)高い(費用的に)



ホームシアターは5万円前後がメインの価格帯で、上を見ると10万を超えるものまでピンキリです。

PC1台を買うくらいの覚悟が要ります。



(2)場所をとる



普通に5.1chを実現しようとすると、スピーカーが6本いるので場所をとります・・・。




接続イメージはこんな感じですが、TV周辺はPS3や4本のスピーカーがあり、線も入り組んでいます。

また、サラウンドスピーカーは自分のTV視聴位置の横(または後ろ)に配置しなくてはいけません。そこから前にあるチューナーに向けて
ケーブルを延ばす必要もあります。





(3)うるさい



迫力のサラウンド!!臨場感あふれるサウンド環境が実現!!!


でもヘタしたら隣人から騒音の苦情が!!




特に重低音を強調する「ウーファー」は効果もすさまじいいですが、騒音もすさまじく、使用には注意が必要です。




このような問題があるので、どうしたらいいか・・・・・・。
そんな方のためにオススメのサラウンド環境を検討してみました。







以下に各ケースを検討してみました。





(0)音響に1円もかけたくない

まず、1円もかけたくない場合は、TVの音設定を見直してみて下さい。
最近のテレビには「(バーチャル)サラウンド」機能がある場合が多いので、設定変更してみて下さい。
音が多少ぼやけますが広がりがあるように感じられるようになります。



(1)サラウンドヘッドホン

ヘッドホンで疑似的にサラウンドを実現する方式です。実際にスピーカーを配置するわけではないので、ホームシアターには劣りますが
安いスピーカーを使うよりは良い音で体験することができるはずです。
あまり音が出せない環境にいる方にお勧めです。

選ぶポイントは3つ



■有線か無線か



TVとヘッドホンの接続には有線と無線の2タイプがあります。


メリット デメリット
有線 ・安い ・製品の選択肢がほとんどない
・ケーブルの取り回しが面倒
無線 ・ケーブルを引く煩わしさがない
・選択肢の幅が比較的広い
・やや高い
・充電が必要

ほとんどの製品が無線方式になっています。


■電池の持ちはどれくらいか(無線の場合)

無線の場合、製品にもよりますが10〜20時間程度が主流のようです。乾電池を使う製品の場合はエネループなどの充電池も
あるといいでしょう。連続使用時間が短いものは充電の手間もあるのでめんどくさいです。


■伝送方式は赤外線かデジタル無線か(無線の場合)

赤外線方式は到達距離が短いものが多く、障害物によっても遮られやすいため、高級機種は
2.4Ghzデジタル無線を使用していることが多いです。



例としてこのような機種があります。

●有線(8,000円程度)
・SONY MDR-DS1000


●無線(2万円程度)
・SONY MDR-DS7100
Pioneer SE-DIR800CII




いずれの製品も光デジタル入力端子を備えているので、PCとの接続方法は前のページで紹介した方法になります。




(2)光入出力ホームシアター

HDMI端子の登場により、光入出力のみ対応のホームシアターは姿を消しつつあります。そのため、光対応のみの機種は
電気屋などで安売りされている可能性があります。


型落ちではないですが例としてこのような機種があります。

●3万円前後
・YAMAHA TSS-20B
PIONEER HTZ-373DV





また、2010年9月30日に発売される「PS3向けフロントサラウンドシステム」(といってもPS3専用ではなく、PCでも使えます)は、
価格が19,800円となっており、比較的手が出しやすい製品になると思います。
ただし、接続は光とアナログになります。


PCとの接続方法は前のページで紹介した方法になります。



(3)フロント型ホームシアター
(4)TV台型ホームシアター


ホームシアターは魅力的だけど場所がない・・・後ろにスピーカーを置きたくない・・・そんな方のために




スピーカーを前だけに置いてサラウンド環境を再現するホームシアターシステムがあります。




通常の5.1ch環境は、聞いている人の横か後ろにサラウンド(リア)スピーカーが必要ですが、このような製品では
フロント側のスピーカーで音響を再現するので、サラウンド(リア)スピーカーが不要です。
また、HDMIに対応しているものがほとんどです。


例としてこのような機種があります。

●フロント型ホームシアター(HDMI入出力対応)
・SONY HT-CT150
・SONY HT-CT350
・PIONEER HTP-SB300



またTV台とサラウンドシステムが一体となったタイプの製品もあります。



●TV台型ホームシアター(HDMI入出力対応)
・SONY RHT-G550
・パナソニック SC-HTR40 (HDMI入力が1つしかないので注意)



PCとの接続方法は前のページで紹介した方法になります。(HDMI接続の場合)





また、2010年9月30日に発売される「PS3向けフロントサラウンドシステム」(といってもPS3専用ではなく、PCでも使えます)は、
価格が19,800円となっており、比較的手が出しやすい製品になると思います。
ただし、接続は光とアナログになります。

PCとの接続方法は前のページで紹介した方法になります。




(5)HDMI対応ホームシアター

現在の主流はHDMI端子に対応したホームシアターです。現在ほとんどの映像・音響製品がHDMIに対応しつつあるので
HDMI対応製品を選んでおいた方が将来的にも安心です。

設置スペースに余裕があるなら、擬似サラウンドではなく、スピーカーを複数配置するタイプの製品を選びましょう。
一般的に擬似的なサラウンド環境より迫力ある音響を実現できます。



1つだけ気にしておいた方がいいのは、HDMI入力端子の数です。





HDMI入力数が多いと様々な機器を同時につなげますが、入力数が1つだったりすると、別の機器を接続するときに
付け替えをしなければならず面倒です。
最近の機種は2つ以上付いていることが多いです。



HDMI対応ホームシアターシステムの例としてこのような機種があります。

●比較的安価なHDMI対応ホームシアターシステムセット(5.1ch)
Pioneer HTP-S323



また、コア部分だけセットになっている製品を買っておいて、後でスピーカーを追加するというやり方もできます。


例えば・・・




*写真はONKYO HTX-22HDX

(1)まずフロントスピーカーとサブウーファー(+アンプ)のセット製品(2.1ch)を買う。


お金に余裕ができたら・・・


*写真はONKYO D-11XC

(2)センタースピーカーを追加する。これで3.1ch。




*写真はONKYO D-11XM

(3)サラウンドスピーカー(2個セット)を追加する。これで5.1chが完成。


このようにして段階的に5.1ch(さらに2つ追加すれば7.1chも)にすることが可能です。



例としてこのような機種があります。

●コア部分がセットになった製品(5.1ch以上へ拡張可能)
DENON DHT-S500HD
・ONKYO HTX-22HDX
・PIONEER HTP-S525



PCとの接続方法は前のページで紹介した方法になります。(HDMI接続の場合)






以上、音響はPS3以上にお金がかかりますが、サラウンド環境にするとTVのスピーカーとは
比べ物にならないくらい迫力が増します。導入されていない方はFF14を機に少し考えてみてはいかがでしょうか!


おまけ:(管)宅でのつなぎ方の例
(PS3とXBOX 360をHDMI、PCとPS2を光でホームシアターシステムおり、ゲーム機・PCの映像は
TVに表示している。)






おわり