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新米ゴブリンのヴァナ・ディール紀行 NO.7

修正してくれた方々

マイケルクリストファーコージフォックスさん(*本人が直接直してくれました。) 名無しのマイケルさん(部分訂正) FenrirのZさん(部分補完)

[日本語原文]トンベリキング:「また会ったのう。わしはこのコーナーの主役、ウガレピ寺院の主ことトンベリキングじゃ。 これから毎回、トンベリの素晴らしさを、皆にお伝えするぞ。」 マンドラゴラ:「わーー!トンベリキング様のおでましだ~!」 マンドラゴラはヤケ気味に拍手した。 ・・・よう、ひさしぶりだな。ファブリニクスだ。おれたちは今、ウガレピ寺院にいるぞ。 なんかいつもと違うのは、こんなことがあったからだ。 ・・・・・・・・・・・

[English原文]Tonberry King: "Voah! Haz it been a month already?" Try two months, buddy. Tonberry King: "Greetinks! I am zee Kink of Uggalepih, and velcome to my excitink show on zee vonderful vorld of Tonberriez." Mandraggy: "Oh, great King of Uggalepih! We are being so lucky! Be telling us more about wonderful worlds of Tonberries!" Geesh! Suck up any more to the king and you can get a second job as a vacuum cleaner. Hi, boys and girls, it's your handsome hero, Fablinix. As you can see, I'm still stuck here in this cold, damp, run-down, bathroomless temple. Oh, and if you haven't already noticed, there are a few things different about this month's issue. Let me fill you in on all the juicy details...

[意訳]トンベリキング:「ぬお! もーう1ヶ月も経ったのか?」

2ヶ月だせ王様。

トンベリキング:「よーう!ワシはトンベリキングだ。そしてワシのエキサイティングな『トンベリのワンダフルワールド』へようこそ!」

マンドラ:「おお!偉大なるトンベリキング様!僕らはとてもラッキーです! トンベリのワンダフルワールドについて、より詳しく教えていただけるとは!」

けッ!それ以上ゴマすってれば、『掃除機』っつーサポジョブがゲットできるぜ。

(*suck up には『ゴマする』以外に『吸い上げる』という意味もある。それとかけた英語的なギャグ)

よう、ボーイズンガールズ。ハンサムヒーローのファブリニクスだぜ。 見ての通り俺らはまだ、寒くて、湿気があって、荒廃した、便所のない寺院にいるんだ。 おっと、そんでまだ気づいてないンなら、今月号はいつもとちょっと違うぜ。 ちょっとそこんとこ説明させてくれ・・・

(*Let me fill you in on ~について詳しく説明させてください )

(*Suck up 吸い上げるだが、ここでの意味はゴマをする。掃除機とかけている。 )

[日本語原文](前回からの続き) トンベリキング:「さて、おぬしゴブリンの作った国に行きたいと申したな。」 うん。ぜひ行ってみたいぞ。 トンベリキング:「ほう。そこまで言うなら連れて行ってやらんでもないが・・・」 ゴブリンの国に行けるんだったらなんでもするぞ。

[English原文](Continued from vol.6) Tonberry King: "So, younk Goblin-boy, you vant to see zee land of zee Goblinz." "You'd better believe it. What are we waiting for?" Tonberry King: "Ha ha ha! Yes, I could take you zhere...but vhat is in it for me?" He's not going to make this easy, is he... "Well, what do you want?"

[意訳](No6からの続き)

トンベリキング:「それで、ゴブリンの若けぇの。お主はゴブリンの国を見たいンか」

ファブ:「オレはマジだぜ。何をぐずぐずしてんだ?」

トンベリキング:「ハッハッハッ!さよう、ワシはお主を連れてってやることができる・・・だが、ワシに何の得があるんじゃ?」

一筋縄にはいきそうにないな・・・

ファブ:「分かった。何が望みだ?」

[日本語原文]トンベリキング:「その言葉に偽りはないな?」 う、うん・・・・。 トンベリキング:「では、わしを主役に抜擢せい!」

[English原文]Tonberry King: "Oh, not much. I am a kink. I have everythink I could ever vant! Everythink, zat is, except for my own monthly show!" He's gotta be kidding...

[意訳]トンベリキング:「別に何もないわい。ワシは王じゃ。ワシは望むもの全てを手にしている! ワシのための、この毎月のショウ以外全てな!」

マジかよ・・・・・・

[日本語原文]・・・・と、いうことでトンベリキングが主役になってるぞ。しばらくがまんしてくれ。 トンベリキング:「コホン。では、トンベリの成り立ちから説明しようかの。そもそもトンベリとは・・・」 (ファブ、ゴブリンの国に行きたいの?) だ、誰だ?

[English原文]He wasn't... And here you are, reading "Zee Tonberry Kink's Vonderful Vorld of Tonberriez." Don't worry. I'll figure out something by the end of the episode. I always do, don't I? Tonberry King: "Ahem! Now let me begin today's episode by explainink zee originz of zee Tonberriez. The Tonberriez vere not alvays as green as ve are now..."

[意訳]そんなわけで・・・ お前らは『トンベリキングのトンベリワンダフルワールド』を読んでいるわけだ。 でも心配しなくていい。俺はちゃんと話のラストまでには何か考えだしてるぜ。 いつもそうだったろ? トンベリキング:「コホン。今回の話はトンベリの起源について始めようかの。 そもそもトンベリというのは、現在のようにいつも緑ではなく・・・」

[日本語原文]*以下の記載は英語版のみ

[English原文]Mysterious voice inside Fab's head: "What?"

[意訳]ファブの頭の中に不思議な声が:(*以下は英語版のみ)

ファブ・・・ファブ・・・・・・ファブ・・・・・・・・ファブ・・・・・・・・・・・・・・

ファブ:「何だ?」

[日本語原文]*以下の記載は英語版のみ

[English原文]Mysterious voice inside Fab's head: "What?"

[意訳]ファブの頭の中に不思議な声が:(*以下は英語版のみ)

ファブ・・・ファブ・・・・・・ファブ・・・・・・・・ファブ・・・・・・・・・・・・・・

ファブ:「何だ?」

[日本語原文]*以下の記載は英語版のみ

[English原文]Mysterious voice inside Fab's head: "What!?" Mysterious voice inside Fab's head:

[意訳]不思議な声:

ファブ・・・ファブ・・・・・・ファブ・・・・・・・・ファブ・・・・・・・・・・・・・・

ファブ:「何だ!?」

[日本語原文]*以下の記載は英語版のみ

[English原文]Mysterious voice inside Fab's head: "WHAT!?"

[意訳]不思議な声:

ファブ・・・ファブ・・・・・・ファブ・・・・・・・・ファブ・・・・・・・・・・・・・・

ファブ:「だから何だッ!!」

[日本語原文]トンベリキング:「・・・であり、包丁を常にたずさえ、うらみを蓄積し・・・・」

[English原文]Tonberry King: "Is zhere a problem, insignificant little vorm-Goblin vithout hiz own show?" "Um, no problems here, your royal pantlessness." ...Except for the fact I'm hearing some mysterious voice in my head. Tonberry King: "Goot. Now, vhere vaz I? Ah yes, zee Tonberriez' knivez are almost as important as zee Tonberriez' rancor. Let me elaborate on zis delicate subject..."

[意訳]トンベリキング:「自分のショーがない虫けらゴブリンよ、何か問題があるか?」

ファブ:「ん、あぁ別になんでもないぜノーパンの王様」

・・・・・・頭に響いてきた不思議な声を除けばな。

トンベリキング:「よろしい。では、どこまで言ったかのう? おぉ、そうじゃ、トンベリの包丁というものはなトンベリの恨みと同じく重要なものじゃ。 このデリケートな話題について詳しく述べよう・・・」

[日本語原文](他の人には聞こえてないわ。安心して。 トンベリキングは最初からあなたをゴブリンの国に連れて行くつもりなんかないの。) え?じゃあウソだったのか。 (ええ、まずトンベリを有名にして、自分のところにお嫁さんが来るのを夢見てたみたい。) オヨメサンってなんだ。楽しいものか? (ええ、とても楽しくて、暖かいものよ。) トンベリキングがそんなものもらえるはずがないぞ・・・。

[English原文] Mysterious voice inside Fab's head: "Don't worry, Fabmeister. Only you can hear my beautiful voice." "Fabmeister...? Thickshell, is that you? I thought you were boiled and served with a side of cocktail sauce on some Tonberry's dinner plate!" Mysterious voice inside Fab's head: "No, Fabmeister. This is not your temporarily incapacitated crustacean companion. I'm a friend sending an important warning. The Tonberry King does not intend to take you to the land of the Goblins." "What are you talking about, mysterious voice inside my head?" Mysterious voice inside Fab's head: "The king is just using you and your show to promote the Tonberries and collect money to remodel his bathroom in the temple." "Remodel his bathroom!? Hey, I've been looking all over this place for a bathroom the past two episodes!"

[意訳]不思議な声:(怖がらないでファブの旦那。私の美し~い声は貴方にしか聞こえてないんだから)

ファブ:「ファブの旦那・・・?シックシェルなのか?オレはてっきりお前が茹でられて、 トンベリの誰かの皿にカクテルソースに添えられて、夕飯として出さちまったのかと思ってたぜ!」

不思議な声:(違うわ、ファブさん。一時的にぶっ倒れた、あなたの甲殻類のお友達じゃないわよ。私は重要な警告を伝えにきた仲間よ。トンベリキングはあなたをゴブリンの国に連れて行くつもりなんかないの)

ファブ:「な~に言ってるんだ?不思議な声の人」

不思議な声:(トンベリキングはあなたを利用してトンベリのプロモーションをし、 寺院の便所を改築するための金を集めるつもりよ)

ファブ:「便所の改築だって!?おい、俺は過去2話の間からずっと、いろんな場所で便所を探しまくっているんだぞッ!」

[日本語原文]トンベリキング:「・・・したがって明るいところでもランタンを手放さず・・・」

[English原文]Tonberry King: "Goblin-boy. I have had enough of your interruptionz. You open your mouth van more time and you'll meet zee same fate as your thick-shelled comrade. Now, vhere vaz I? Ah yes, and zhat iz zee reason vhy zee Tonberriez carry around zeir lanternz, even in zee daytime. As for zee intricate design of zee lanternz..."

[意訳]トンベリキング:「ゴブリンの若けぇの。十分に邪魔してくれたな。もう一度その口開いてみろ、お前の硬い殻の仲間と同じ運命を味あわせるぞ。

では、えぇとどこまで言ったかのう? おぉ、そうじゃ、こういうわけでトンベリ達は昼間でもランタンを持つようになったのじゃ。 このランタンの複雑なデザインはじゃな・・・」

[日本語原文]トンベリキングは頭に来るやつだな。あとでこらしめるぞ。でも誰がおれに話しかけてるんだ? (いいから。目を閉じて。私があなたをゴブリンの国に連れて行ってあげる。) え?目を閉じればいいのか?シックシェルやマンドラゴラ、シスタリーチはどうなるんだ? (ほっとけばいいじゃない。後でまた会えるわ) それもそうだな。 (じゃ、行くわよ!)

[English原文]"Anyway, if you're not Thickshell, who the heck are you?" Mysterious voice inside Fab's head: "Hold your horses. You'll be basking in the grace of my beauty in moments. Now close your eyes and I'll teleport you to my world--our world." "Close my eyes? That's no problem. I've been half asleep since the king started talking. But what about Thickshell, Mandraggy, Blood Suckah, Senor Treant, Muckvix, and the rest of those annoying guys who keep hanging around me?" Mysterious voice inside Fab's head: "Oh, don't worry about them. They won't be coming with us." That's what I wanted to hear. Mysterious voice inside Fab's head: "This flight is reserved for you and me..."

[意訳]ファブ:「なんにせよ、シックシェルじゃないンなら、アンタ誰だい?」

不思議な声:(落ち着いて。そうすれば私の優雅さに浸れるでしょう。目を閉じて、あなたを私の世界--私たちの世界へ飛ばします)

ファブ:「目を閉じろだって?いいぜ。王様が喋り出してからずっと半分寝かかってんだよ。 でもよ、シックシェルやマンドラゴラ、ブラッドサッカー、トレント爺、マック爺とか他の面倒な奴らも付いてくるのか?」

不思議な声:(心配要らないわ。彼らは付いてこないから)

それだ、それが聞きたかったんだ。

不思議な声:(このフライトは、私とあなたのためにリザーブされているのよ・・・)

(*Hold your horses:落ち着いて)

[日本語原文]トンベリキング:「・・・これが、『みんなのうらみ』が生まれるきっかけとなったのである・・・ん?ここはどこじゃ?」 マンドラゴラ:「・・・・??」 ???:「ちっ・・・・また失敗しちゃった。余計なのが2匹ほどついてきちゃったわね。」 こ、こ、こ、ここがゴブリンの国なのか? ???:「そう、ここはムバルポロス。ゴブリンが作った地下国家よ。」 マンドラゴラ:「な、なに言ってんだよ!コイツ誰だよファブ!」 おれも知らないぞ。名前を教えてほしいぞ。

[English原文]...and Tonberry King and Mandraggy. D'oh! Tonberry King: "...and zat iz vhere zee term 'Everybody's Rancor' originated. Now for my next... Hm? Vhere in zee vorld are ve!?" Mandraggy: "It be looking like dark caves with lots of wooden contraptions." Ooh, another mystery solved by famous detective Mandrack Holmes. ???: "Well, fiddlesticks! I've gone and done it again. I guess I can't be a powerful and beautiful mage." "So, this is zee land, I mean, the land of the Goblins?" ???: "Yes. Welcome to the subterranean Goblin city of Movalpolos." "Moronopoly?" ???: "Movalpolos." "Mortalcombolos?" ???: "Mo-val-po-los." "Mor-bol-po-lice." Mandraggy: "I'm not caring about name of crazy caves. Now someone be telling me how we getting here and how we be getting home. And who is crazy Gob holding funny yellow sticks?" Yeah, who is this strange character? The face looks awfully familiar, but I can't put my finger on it... Who does she remind me of...?

[意訳]・・・と、トンベリキングとマンドラね。ドーーーン!!

トンベリキング:「・・・これが、『みんなのうらみ』が生まれるきっかけとなったのである。えぇ~次は・・・ん?ここはどこじゃ!?」

マンドラ:「暗い洞窟のように見えますねぇ・・・木製の仕掛けがいっぱいある」

おー。ご高名な探偵、マンロックホームズによって別の謎が解かれた。

???:「そんな!また失敗しちゃった!(*)天は二物を与えずってほんとね」

ファブ:「それで、こ、ここがゴブリンの国なのか?」

???:「えぇ。ゴブリンの地下都市ムバルポロス(Movalpolos)へようこそ」

ファブ:「モロノポリー?(Moronopoly)」

(*Moronopoly→Monopory→モノポリー)

???:「ムバルポロス(Movalpolos)」

ファブ:「モータルコンボロス?(Mortalcombolos)」

(*Mortalcombolos→Mortalkombat→モータルコンバット)

???:「ム~バ~ル~ポ~ロ~ス!(Movalpolos)」

ファブ:「モ~ル~ボ~ル~ポ~リ~ス?(Mor-bol-po-lice)」

(* Thanks! FenrirのZさん Mor-bol-po-lice = 「機動警察パトレイバー」のMobile Policeか? )

マンドラ:「こんなイカれた洞窟の名前なんかどうだっていいよ。今聞きたいのは どうやってここに来たのか、どうやって帰るのかだよ。それと、この変な黄色の棒持ったイカれたゴブリンは誰?」

そうだな、この変な奴は誰だ?顔が誰かにすげぇ似てるな・・・・・・あ~ここまで出掛かってんのに・・・ こいつ誰かを思い出させるな・・・?

(*I guess I can't be a powerful and beautiful mage: 強い魔導師&美しい魔導師が二物。 魔法が失敗しちゃったってことは・・・)

(*can't put my finger on it -> 思い出しそうなんだけど、思い出せない時に使う -> on the tip of my tongue)

[日本語原文]モブリナ:「私はモブリナ。ゴブリンの魔道士よ。まだ見習いなんだけど・・・・」 マンドラゴラ:「ゴブリン娘かよ!」 トンベリキング:「・・・か、かわいい・・・。」 トンベリキングは頬をポッと赤らめた。 マンドラゴラ:「ト、トンベリキング様・・?(ファブと同じ顔じゃねーか!)」 それはそうと、さっきはなんでおれの心に話しかけたんだ? モブリナ:「ここ、ムバルポロスでもあなたのことが噂になってるわ。知りたがりのゴブリンがいるって。 だからあなたのことをずっとサーチして追っていたの。」

[English原文]???: "My full name is too difficult for you upworlders to pronounce, but you can call me Moblina--the most beautiful mage in Movalpolos." Mandraggy: "Goblin is girl!?" Tonberry King: "Zose round eyez... Zose floppy earz... She is zee most beautiful Goblin in zee vorld..." Mandraggy: "Ummm... Absolutely, your majesty! (What's he talking about? She looking exactly like Fab.)" "Okay, Moblina. Maybe you can tell me why you brought us here." Moblina: "Next to my beauty, you're the talk of all Movalpolos, Fab. There's a line of people just waiting to meet you and hear about your travels. That's why I've been following you for the past four episodes." A stalker!?

[意訳]???:「私のフルネームは地上の人間が発音するには難しすぎるわね。 でも、『モブリナ』と呼んでいいわよ。ムバルポロスで最も美しい魔導師なのよ」

マンドラ:「女のゴブリンだって!?」

トンベリキング:「このまん丸な目・・・この垂れた耳・・・。お前は世界のゴブリンの中で一番美しい・・・」

マンドラ:「うむむむ・・・・・・。間違いありません!ははーっ!(なに言ってんだ?ファブにソックリじゃねぇか)」

ファブ:「オーケー、モブリナ。それでさぁ何でここに連れてきたんだ?」

モブリナ:「『私の美しさについて』、の次にムバルポロス中であなたのことが噂になってたの、ファブ。 あなたの旅について聞きたがっている人が列をなしているわ。 そういうわけで、過去4話からず~っとあなたをつけていたのよ」

ストーカー!?

[日本語原文]マンドラゴラ:「と、とにかく、こんなバ、バマルポポロスなんてとこに来る予定じゃなかったんだぞ!早くエルシモに返してくれよぅ!」 モブリナ:「ムバルポロスよ、植物さん。あんまり生意気言うと、ゴブリン風肉野菜炒めの材料になっちゃうわよ。」 マンドラゴラ:「なんだとー!おれは野菜じゃねーし肉でもねえ!炒められるもんなら炒めてみろってんだ!この~!おらおら~!」 トンベリキング:「・・・・この、無礼者めが!!!」

[English原文]Mandraggy: "Well, that's being all great and happy, but it's having nothing to do with me. Now be sending me back to my home in Elshimo Jungles. I be missing my favorite linkshell programs." Moblina: "Keep your mouth shut, sprout, or I'll have you sliced up and thrown into tonight's Goblin mushpot!" Whoa... She took the words right out of my mouth. Mandraggy: "What are you meaning, 'sprout'? Why is it that everyone calling me sprout? Funny Goblin calling me sprout. Annoying crab calling me sprout. Strange, ugly mystery girl calling me sprout... I'm not a sprout! I'm a Mand-"

[意訳]マンドラ:「とにかく、まぁよかったじゃん。でも俺にできることは何もないね。それじゃエルシモジャングルの俺ん家へ返してくれよ。 お気に入りリンクシェルのイベントに遅れてるんだ」

モブリナ:「黙りなさい、植物。でないとスライスして今夜のゴブリン風キノコ鍋に入れるわよ!」

ワーォ・・・口調がオレと似てるわ・・・

マンドラ:「植物だと??何でみんな俺のことを『植物』って呼ぶんだ?へんなゴブリンは植物っていうし。 うっとおしいカニも植物って言うし。ブスでヘンテコな不思議少女でさえ植物って・・・。 俺は植物じゃねぇッ!俺はマンド・・・」

(*Goblin Mushpot:ゴブリン風キノコ鍋)

[日本語原文]マンドラゴラ:「ト、トンベリキング様ぁぁっ!!」 マンドラゴラは倒れた・・・・ モブリナ:「・・・それじゃ、ムバルポロスを案内するわね。」 トンベリキング:「よろしくお願いしまぁ~~っす!!」 トンベリキングがえらく張り切ってるぞ。

[English原文]Tonberry King"I thought I told you to keep qviet!" SLICE! Actually, I don't think he did, but you won't hear me complaining. Moblina: "Um, yeah. Okay... Now let us continue our tour of the city." Tonberry King: "Ha ha! Lead zee vay, my lovely princess." Is it just me, or does Our Highness have a royal crush on Moblina?

[意訳]トンベリキング:「静かにしろと言ったじゃろうがッ!」

ブシャッ

いや、言ってないじゃん。でもまぁ、俺から文句はないな。。

モブリナ:「うん、そうね。オッケー・・・街の案内を続けるわね」

トンベリキング:「ハッハッ!連れてってくれぃ我が可愛いプリンセスよ」

俺が思ってるだけかもしれんが、(*)王様はモブリナにベタ惚れってことか?

(*Is it just me, or does Our Highness have a royal crush on Moblina? Is it just me --> そう思っているのは私だけかもしれないが have a crush on ~ = ~に惚れている royal = 王族の and すごく royal crush = すごく惚れている  (言葉の遊び?いわゆるアメリカンジョーク?))

[日本語原文]暗くてよく見えないけど、池みたいだな。 モブリナ:「ここは私たちが魚を釣るところよ。地上の水辺で、よく見かけるゴブリンがいるでしょう?」 いつも、魚を売りつけてくる奴らのことか? トンベリキング:「ハイ!ゴブリンフィッシャーと呼ばれる方々ですよね!」 モブリナ:「…そう。ここは彼らにとって伝説の釣り場と呼ばれているの。」 そういえば釣りが仕事のゴブリンがいたな。忘れてた。 モブリナ:「忘れっぽいのね。私の名前はちゃんと覚えた?」 う~ん、覚えていないような、すっかり忘れたような・・・ モブリナ:「ふふ、しっかりしてよ!」

[English原文]Hey, this looks like some sort of pond... Moblina: "This is where we Goblins like to come fish. Fishing is one of our favorite pastimes. There are even some Goblins who fish for a living. Have you ever heard of them, Fab?" Tonberry King: "Ooh, ooh! I know of zeese Goblinz. I know! Zey are called Goblin Fisherz! Am I right, my darlink?" Moblina: "Umm...yes. That's right. Fab, have you heard of them?" "Hmmm... I don’t know. I might have. I meet a lot of people on the road. I can't remember everything I see." Moblina: "Well, you haven't forgotten my name, have you?" Tonberry King: "I know! I know!" "Hmmm... I don't know. I might have. I meet a lot of people on the road. I can't remember everything I see." Moblina: "Tee hee hee. You're so funny, Fab."

[意訳]おい、なんかここ池みたいだな。

モブリナ:「ここは私たちゴブリンが魚を釣りに来る場所。釣りは好きな暇潰しの一つね。 魚釣りで生計を立てるゴブリンもいるのよ。聞いたことあるでしょファブ?」

トンベリキング:「おぉぅ!おぉぅ!ワシは知っているぞ。ゴブリンフィッシャーと呼ばれておる!そうじゃろ?愛しきお前」

モブリナ:「う・・・えぇ。そうよ。ファブ、聞いたことある?」

ファブ:「ん・・・・・・知らんな。たぶん。いろんな奴らに会ってきたからな。 見たもの全部忘れるんだ」

モブリナ:「それじゃ・・・私の名前も忘れちゃったの?」

トンベリキング:「ワシ知ってる!ワシ知ってる!」

ファブ:「ん・・・・・・知らんな。たぶん。いろんな奴らに会ってきたからな。 見たもの全部忘れるんだ」

モブリナ:「ふふふ、あなたって面白い人ね。ファブ」

[日本語原文]トンベリキング:(ファブにささやく)「おいファブ、おぬし彼女とえらくいい雰囲気じゃが、 ここはウガレピ寺院の主、トンベリキングに譲るべきではないのか?」 嘘つきガエルが寝ぼけたことを言ってるぞ。 トンベリキング:「嘘つきガエルとはなんじゃ!」 モブリナ:「何を騒いでるの?」 トンベリキング:「な、なんでもありません!・・・きさま、後でマンドラゴラと同じ目に遭わせてやるぞ」 おれをやっつけてもいいけど、ここはゴブリンの国だからその後どうなっても知らないぞ。 トンベリキング:「ぐっ・・・きさま、覚えておれ。」 どうせ覚えられないぞ。

[English原文]Tonberry King (whispering): "I can see zhat zee Goblin girl likes you. However, as zee Kink of Uggalepih, I demand zhat you give her to me!" "No way, Kink! I've finally met somebody normal, and there's no way I'm letting a conniving frog like you near her!" Tonberry King: "Frok!? You know vhat ve do to zose who make a mockery of zee king's name!?" Moblina: "What are you two whispering about?" Tonberry King: "Vhy, nothink, my dear Moblina. (You had better vatch yourself, Goblin-boy, or you vill end up like your crabby friend.)" "Stab me all you like, but don't forget this is the land of the Goblins. Lay a finger on me and my brothers and aunts and cousins and nephews will be all over your green tail." Tonberry King: "You nasty little... I vill get you, Goblin-boy. You just vait..." Yeah, take a number.

[意訳]トンベリキング(囁いて):「ワシの見るところ、ゴブリンの娘はお前を好いておるようじゃの。だがな、ワシはウガレピの『王』じゃ。ワシに譲るべきじゃ!」

ファブ:「まさか!この変態が!俺はついにまともな奴に会ったんだ。お前のようなカエル野郎に好きにさせるか!」

トンベリキング:「カエル!?王の名を愚弄した奴は・・・分かっておるな!?」

モブリナ:「なにヒソヒソ話合ってるの?」

トンベリキング:「いやいや何でもない。いとしいモブリナよ。(気をつけるがいい、ゴブリンの若けぇの。でないとカニの奴と同じ末路を辿る事になるぞ)」

ファブ:「刺してみろよ。でもここがゴブリンの国って事を忘れちゃいけねぇぜ。 指一本でも触れてみろ、そうすれば俺の兄弟や叔母さん、いとこや甥がお前の緑の尻尾にまとわり付くぜ」

トンベリキング:「おのれ・・・・・・覚えておれ・・・」

そうだな、数を数えろ。

[日本語原文]なんか重そうな箱が持ち上げられてるな。 モブリナ:「ゴブリンが作った、重いモノを持ち上げる器械よ。どう?ゴブリンの技術力ってすごいでしょ。」 もしかしたらおれも頭がいいのかもな。 モブリナ:「ふふ、ファブってかわいいのね」 ファブリニクスは頬をポッと赤らめて照れた。 そ、そんなことないぞ。

[English原文]Whoa, that looks pretty heavy. I wonder what's inside... Moblina: "That box weighs over five thousand ponzes. But with our Goblin technology, it can be lifted with ease." "Goblins made that? Wow, we must be pretty smart. I don't remember seeing any of those box-moving machines in the Temple of Uggalepih..." Tonberry King: "..." Moblina: "Tee hee hee. Fab, you're so cute. Almost as cute as me." "Heh heh. Tell me more."

[意訳]おわ、重そうだなアレ。何が入ってるんだ・・・

モブリナ:「あの箱は5000ポンド(2.2トンくらい越えてるわ。でもゴブリンの技術力を以ってすれば簡単に持ち上げられるのよ」

ファブ:「ゴブリンが作ったって?ワーオ、俺らって頭いいんだな。ウガレピ寺院には、んなモンなかったな・・・」

トンベリキング:「・・・・・・。」

モブリナ:「ふふふふ。ファブ、あなたってとてもキュートね。私と同じくらい」

ファブ:「ふはは、もっと言ってくれ」

[日本語原文]ファブとモブリナはしばし、見つめ合った。 若い二人のみずみずしさが辺りに満ち始めていた・・・。

[English原文]And so we gazed into each other's obsidian eyes--oblivious to the monotonous churning of the surrounding machinery, oblivious to the cold wind that blew through the lonely tunnels, oblivious to the knife-wielding Tonberry slowly approaching...

[意訳]そして、黒曜石のような瞳をした彼らは見つめあった-- 単調に動く周りの機械のことなど忘れて・・・ 洞窟を吹き抜ける寒い風のことなど忘れて・・・ 包丁を振り回しながら、ゆっくりと近づいてくるトンベリの事には気が付かないで・・・

[日本語原文]トンベリキング:「どぅうぇぇぇぇぇいっ!!」

[English原文]SLICE!

[意訳]ブシャッ!

[日本語原文]むぐぅ・・・・・ ファブリニクスは倒れた。 モブリナ:「なにすんのよ、カエルおやじ!!」

[English原文]That's going to leave a scar... Uggh... Moblina: "Hey! What do you think you're doing, frog!?"

[意訳]傷跡残るぜぃ・・・・・・うぐぅ・・・ モブリナ:「なにすんのよ、カエル野郎!?」

[日本語原文]トンベリキング:「だって、だって、こ、今回の主役はわしのはずだったんじゃ~!」 トンベリキングは泣きながら走り去ってしまった・・・ モブリナ:「あのトンベリ、生きてここからは出られないわよ・・・」

[English原文]Tonberry King: "I-I did it for us, my sveet. Now ve can be together! It is our destiny!" Moblina: "The only future I see between us is me picking your bones out of tonight's Goblin mushpot." Tonberry King: "You vill love me van day, Moblina! I'll be vaitink!" Moblina: "That was a quick exit... Too bad for him he's heading right towards the kitchen."

[意訳]トンベリキング:「だ、だってワシらのためなんじゃ、いとしい人。これで一緒になれる!これぞ運命!」

モブリナ:「あんたと私との間のただ一つの未来はね・・・ 今夜のゴブリン風キノコ鍋からあんたの骨を拾い上げてやる事だけよ」

トンベリキング:「いつかワシの事を好きになるぞ、モブリナ!ワシは待っておる!」

モブリナ:「あっという間にいなくなった・・・・・・でも、あいつにとっては最悪かも。 まっすぐキッチンに向かってるわ」

(*make a quick exit = あっという間にいなくなる)

[日本語原文]モブリナ:「ファブ、ファブ、大丈夫?ファブ・・・・」

[English原文]Moblina: "Fab! Fab! Are you alright?"

[意訳]モブリナ:「ファブ、ファブ、大丈夫?」

[日本語原文]モブリナ:ファブ、ファブ、ファブ~~~!!!

[English原文](文章無し)

[意訳](文章無し)

[日本語原文]・・・・

[English原文]・・・・

[意訳]・・・・

[日本語原文]うーん・・・・・・・・・・・・

[English原文]・・・・・・・・・・・・

[意訳]・・・・・・・・・・・・

[日本語原文] ん、ここはどこだ・・・?また夢を見てるのかな。

[English原文]Huh? Where am I? Oh, I get it. It's my super-sensory extra-whatsit ability kicking in.

[意訳]は?どこだここ? オゥ分かったぜ。 オレの超感覚エキストラなんだか能力が発動したんだな。

[日本語原文] わ、わ、すごい高さだぞ。目がくらみそうだ。 フェレーナねえちゃんが夢を見たら知らせに来てね、って言ってたけど・・・・。 でもモブリナもかわいいな。ん~、迷うな・・・。 これがモテるということなのか。悪くないな。 とりあえず、次回からはまたおれのコーナーに戻るみたいだから安心してくれ。 じゃ、またな。

[English原文]Whoa! That's a long way down. I couldn't even hear my last loogie hit the ground. I've got to get back to Jeuno and tell Verena about this. But wait... What would Moblina think if she saw me with Verena? Verena's got the looks, but Moblina understands me... I don't know what to do. I guess this is the price you have to pay for being a dashing international superstar. Anyway, what did I tell you? I (well, Moblina) was able to get rid of that crazy Tonberry and regain control of my show by the end of the episode. Did you ever have any doubts? See you next time!

[意訳]わわっ!凄い高さだなおい。吐いたツバの音が聞こえねぇや。 ジュノに戻ってこのことフェレーナに教えないとな。 でも待てよ・・・フェレーナとオレが一緒にいるのを見たらモブリナはなんて思うだろうか? フェレーナはルックスがいい、だけどもモブリナは俺のことを分かってくれてる・・・ オレはどうすりゃいいんだか分からんよ。 これは・・・オレが国際的スーパースターに登りつめるために通らねばならない道だな。 ま、にしても言った通りになったろ? オレは(モブリナも)あのクレイジーなトンベリを追っ払う事ができたし、 話の最後にはオレのショウの主導権を握りなおしたわけだ。 なんか疑問あるかい? じゃあな!

(*loogie:つば price you have to pay:通らねばならない道 *what did I tell you:ほら言わんこっちゃない)

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