■もうひとつのファイナルファンタジー



マイケルサイトでは明るい話題をメインに取り扱っていますが、
今まで見てきた、そしてこれから取り上げる「もうひとつのファイナルファンタジー」は、
明るい話題ではないものも含んでいます。普段なら取り上げないものも多いと思います。
恐らく「もうひとつのファイナルファンタジー」は、これが最初で最後かもしれません。

それでもなお取り上げたのは、5年という区切りに、画面の向こうの人が何を考え、何を想い、
ヴァナ・ディールにいたのか、ありのままの姿を見つめてほしいと思ったからです。

あなたにとってオンラインゲームとは、「ファイナルファンタジー」とは何でしょう。


この項目の最後に出てくる問いに
あなたは何と答えますか?










*とる さん

『プロマシア発売とほぼ同時にヴァナ・ディールに降り立ち、LSの人たちに助けてもらいながら、2年半を駆け抜けました。
リアル事情でインできなくなってしまった人たちも多く、LSはひっそりとしていますが、
私自身はヴァナが好きなので、これからもFFを続けていくと思います。』


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*neko さん

『正確には覚えていませんがヴァナに来て2年と3ヶ月ぐらいです。
まず、グラフィックスの綺麗さに感動したことを良く覚えておいます。
初めてパーティを組んだ時やサルタバルタ〜タロンギをソロで
フラフラしてヤグに追っかけられたり、最初の半年ぐらいは感動と
驚きの連続でした。
FFXIにも慣れてしまって、そういう意味での感動は
少なくなってしまいましたが、この5年間に私と同じような体験・感動を
FFXIが多くの人に提供してきたと思うとそれはとてもとてもすごい
ことだなぁと思います。

(管)さんのサイトはできるスーパーナイト(表示バグで浮いたりしてやつです)で初めて知りました。
アレを見た時に笑いすぎてお腹が痛くなったことも良く覚えています。
FFXIも当サイトも10年目指してがんばって下さい。』


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*ケイ さん

『フレが引退していくにつれて、
プレイ時間が減少していきました。

プレイ時間が減少していくにつれて、
ゲームの起動間隔が開いてきました。

起動間隔が開いていくにつれて、
目的がなくなってきました。



目的がなくなり、インしなくなったある日、
埃にまみれたFF11のパッケージを見つけた。

ヴァナは変わらずにそこにあって、
昔馴染んだLSには誰もいなかった。


――やっぱりか――


正式に引退の決意が固まり、
シャットダウンの文字を打ち込んだ。


――おお、○○じゃん! 久しぶり!!――


久しぶり とタイプしなおしたその時から、
月に数回のチャットが何よりも楽しみになった。』


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*Yohjira さん

『FFを始めた頃はほぼ無職で、うつ病に近い状態でしたが、色々な方と雑談したり、相談してもらったりなどで、
ちょっと大げさですけど、人生救われたなぁ、と。 LSの初期メンバーには、今でも感謝しています。』


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*Starveling さん

『FF11中毒になり家庭崩壊間近まで行ったけれどカウンセラーさんのおかげで道を開けた事。
現在は家族仲とても良し。それまで学んできたものや大学入学の権利を捨て
アメリカに飛んで舞台演劇を学び出して、いい結果を出しつつ前進しまくりなこと。
FF11で知り合った仲間たちと未だにオンラインでとても仲が良く、ほんとうのお友達になれたこと。
そして何より、今の恋人に・・・日本の文化大好きな男性に出会えた事。

FF11をとうの昔にやめた私も(管)さんのサイトだけは読んでます。
ほんとに楽しいお話を、いつもありがとう!

FF11をやるとどうも生活と上手く両立出来ないので、一生やることはないだろう。
けれどあのゲームはほんとに楽しかった。せめて夢の中でもたまに遊びたい。』


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*ヘッドマイケル さん

『この1年ほどでヴァナ嫁含めフレが殆ど辞めてしまい、なんだか自分だけ取り残されたような気分になることもしばしば。

しかし他にこれと言った趣味もないので、FF11を辞めたら、いわゆる子供の頃になりたくないと思っていた、
「仕事や現実の利益のみを追求するだけのつまらない大人」になるような気がして、
結局いつまでもこのゲームにしがみついています。

私を含め同期が昇進を果たしていく中、仕事のできない部下に見下した態度を取る同僚を見てると、
腹が立つというよりは少し怖くなります。
いつか自分も仕事量という尺度でしか人間を量れなくなるんじゃないかと。
私はそれが、創造性や可能性を廃する事であるのを身をもって理解しています。

あまり世間的に良いイメージのない物を趣味としているという事に関しては若干の後ろめたさもあり、
少なくとも会社の人間には口が裂けても言えません。だからこそ、謙虚さを保つひとつの方法として、
相も変わらずこのゲームの課金を止められずにいます。

まぁ、言い訳です。これが良い事なのか悪い事なのかは自分でもまだ分かりません。

長い上に駄文で失礼しました。』


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*しゃる さん

『自分はがんにかかっていて@1年か2年しかもたないと思われます。
スクエニパーティーでの「5年後をお楽しみに」という言葉が胸にしみました。
きっと皆様は楽しい思い出を作れると思います。
自分もできるだけヴァナであったフレンドなどと思い出を作っていきます。
できれば引退した後やFFXI終了後、たまに思い出してもらえるといいなと思いつつ。』


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*つまつま さん

『自分がFF11をはじめたのは彼がずっと夢中になってやってるので仕方なく付き合いで、というありがちなものでした。
しかし、はじめても「リアルカップルは扱いがめんどいから」みたいな理由で、まったく別行動をしてました。
そのせい?で彼には仲いいおにゃのこ(中身も?)がそこそこいて、昔はそれで別れる別れないの
ケンカをしたこともありました。


ここ数年で自分のキャラがやっとカンストレベルまで行った事で、色々行動をともにするようにもなりましたが、
相変わらず私が彼のフレに紹介される際は「俺のリアフレ」だったりします。まぁ実際は嫁なんですけどね。
仲いい人ぐらいには結婚しますた!報告をしたいものですが、
旦那のヴァナでの「面白い人だけどモテナイかわいそうな人。」というようなキャラを壊したくないようで、
自分の所属してるLSにちらっと言ったぐらいで…ヴァナ婚とかも、せっかくだからしたいのに!
出来る環境があるのにしないのはもったいない…なにより、今一番旦那が仲いい人達がいるのがヴァナなので、
リアル結婚式(まだやってない)よりもヴァナ婚の方が本人にとっても楽しいものになるだろうに…

ブログにも書けないし、ヴァナフレにもリアフレにも伝えられない気持ちを自由に書いてみました。
つまらん話ですみません。』


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*funm さん

『FF11は、知人に誘われて始めた、初めてのオンラインゲームでした。
ルールも何も知らなかった私に、ゲーム内で出会うプレイヤーは皆、優しく親切に接してくれて、
本当の仲間のように思えました。
最近聞かなくなった「絆」を強く実感できるものでした。

でも、あくまでFF11はゲームなんだと思います。
節度を持った遊び方が絶対に必要です。ゲーム内のステータスがどれほど上がっても、結局は仮想現実のモノです。
マナーの悪いプレイヤーにイラついてストレスになったり、ブログで愚痴をこぼすことも、意味の無いことなんだと思います。
自分も相手もゲーム内に映る、カッコいい(可愛い)自分に酔っています。
人と人が自分の言葉で接する点では現実と一緒ですが、やっぱり「仮想」なんですよね。

オフ会で出会ったプレイヤーと接していく上で、これらのことを考えるようになり、
依存とも言えるくらいのログインを控えるようになりました。
もしかすると疲れたのかもしれませんね。
けれど、ゲームをプレイするにあたっての注意を真摯に受け止め、紳士的にプレイをしていきたい気持ちは変わりません。
きっと今後もヴァナディールで冒険してるんだろうなあと思います。 』


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*Deu さん

『時にはリアルの友人より長く一緒にいたりすることもあるけれど、
お別れする時ってリアル程は悲しくないのがネトゲフレンド。
どんなに馬が合っても矢張り回線上のお付き合いですから、
いつかはお別れって前提が心の底にはあるんでしょうかね。
そういう微妙な距離感と淋しさが、実は結構心地よかったりします。
まあ、今ではフレンドの多くが永久オフライン、私は一人LS。
残り少ないフレンドの皆様、これからも宜しくお願いいたします。』


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*baroll さん

『諸事情あって、キャラを何度も消し、IDも変えて、
それでもやり続けてきたこのゲーム。

一緒にやっていたプレイヤーと別れを告げ、新たな大地に踏み出すときの寂しさや、
送り出される悲しさは、二度と忘れることがないでしょう。
そして、新たな出会いと幾度もの別れ。
ある意味、人生の縮図だと思います。 』


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* ゆうか さん

『プレイし始めて2年くらいしか経過していませんが大勢のフレンドと出会い、遊び、何人かがヴァナを去っていきました。
いつまでもこの楽しさが続いてくれれば、と思う反面いつかはこのサービスも終わるのか
思うとなんともいえない感じがします。
それでもこの世界が大好きで時間があれば飛び回っています。
自分だって何かの都合によりサービス終了までプレイできない事もあるかもしれませんし。
だからこそインした時に出会ったフレ、野良レベル上げPTメン、その他どこかの街ですれ違っただけの人、
移動中に助けた新人さん等々大事にしていきたいなと思うわけです。』


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* Shannei さん

『今度引退する2番目にできたフレンドへ。
最初、お前とはサービス停止するまでの付き合いだと思ったが、まさか先に引退するとはな。
どっちにしろ、俺が先に引退すると思っていたさ。
あの時、右も左も分からず、あらゆるヴァナのことを教えてくれたのはお前だったな。
俺が今メンターなのも、あの時の俺みたいな奴に、教えられるかもしれないという理由でやっている。

俺が無理やり頼んだ、ヴァナ婚の仲人もちゃんと勤めてくれて本当にありがたかった。
思えば、助けられてばっかりだった。
お前に恩返しできることはできないかもしれない。
だけど、お前のお陰でリアルでもヴァナでも人を助けるというのは良いことなんだなと分かったさ。
じゃあ、仕事がんばれよ、俺らはいつも仲間だぜ。
実際に言うと、はずかしいのでここに書いてみた。
でも、まだ間に合うな。最後に言ってみるぜ。』





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*コロ さん

『フレが引退するときに、一度でいいからGM見てみたかったなと言っていたので、
ダメ元でコールしたところGMが来てくれました。
こういう使い方は不快な人には本当に不快でしょうが、とても嬉しかったです。
花火使ったり一緒にSSとったりしてしばらく過ごしたあと、
去り際にGMが引退者に言った



「この冒険はあなたにとって楽しいものでしたか?」



というセリフになぜか引退しない私がボロボロ泣いてしまいました。』





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END.