マイケルサイト FFXI 10周年 記念記事

■ 2002年の2chとネット界隈 ■

・前年まで、「侍魂」をはじめとしたテキストサイトがブームだったが、勢いに陰りが見える。かわって登場して
 きたのが「ブログ」、ブロードバンドの普及により拡大した「FLASHアニメ砂糖水 等 ※音が出ます)」である。
 FF11のユーザーサイトも同様で多くのブログやFLASHアニメ(まとめサイト:外部)が作られてきた。
 まだYoutube(2007年 日本語版サービス開始)、ニコニコ動画(2006年末)が出てくる前の時代だった。



テキストサイトからブログ、FLASHサイトへ


・2000年に日本上陸したが、前年まではあまり使われていなかった「Google」が2002年から人気急上昇。
 2011年では国内のサーチエンジンシェアでYahoo!(49%)に続き2位(39%)となっている。ただし、
 検索エンジンはYahoo!もgoogleのエンジンを使用しているため、エンジンのシェアは9割以上がgoogle。



サイト検索だけに留まらないgoogle



ちんこ音頭FLASHが一部で流行。様々な派生も作られる。




・じっくり眺めてるとビックリする画像が出まわる。(これ


・鈴木 宗男 議員の国会答弁が話題となり、FLASHムネオハウス(社会編 参照)が流行する。




・タカラが「ギコ猫」を商標登録を出願しことが発覚し、騒動となる。後日タカラ側が謝罪して
 撤回した。



「ぬるぽ」と書き込むと、挨拶のように「ガッ」と書き込まれるようになったのはこの年から。




・フジテレビの27時間テレビ内の「湘南1万人ゴミ拾い」企画に対抗して先にゴミ拾っちゃおうオフが開催。



・薔薇漫画くそみそテクニックの画像が掲示板などに貼られ始め、話題となったのはこの頃からと言われている。
 名台詞「やらないか」は幅広く認知されている。


・WinMXに代わるファイル交換ソフト「Winny」が公開される。P2P技術を利用した、可用性の高いファイル
  交換ソフトであり、著作物のやり取りによる問題もあったが、P2P技術自体は今やオンラインゲームでも

一般的に使用される技術となっている。





■ 2002年のインターネット回線 ■

2002年のインターネットの人口普及率は57.8%で、ブロードバンドの拡大により急上昇の最中だった。
 2011年では普及率は78.4%となり、ここ数年ではほぼ横ばいとなっている。


2002年のブロードバンド世帯普及率は7.4%であり、多くの人はまだダイヤルアップ回線(ISDN含む)
 使用していた。2011年の世帯普及率は67.7%と上昇したが県によって差があり、東京では89.9%だが
 最下位の鹿児島県ではいまだ38.6%に留まっている。


23~8時までが定額の「テレホーダイ」やフレッツISDNでプレイしていた人も多かったのでは。



2002年のブロードバンド環境はFTTH(光)が2%、ADSLが65%、CATV(ケーブルテレビ)が32%
 だった。2011年現在ではFTTHが59%(+57)、ADSLが20%(-45)、CATVが16%(-16)、無線が4%(+4)となり
 FTTHがADSLを大幅に逆転している。NTTでも今後ADSLは基本的にすべてFTTHに
 移行する方向で事業計画されている。


2002年のADSLの通信速度は1.5~8Mbps程度が主流で、料金は月額3,500~4,000円程度。
 サービスが始まったばかりのFTTHは100Mbpsで初期費用2~3万、月額9,000~10,000円程度
 だった。2012年現在はFTTHの1Gbpsのサービスが初期費用無料、月額5,000円程度。